交通事故で椎間板ヘルニアに・・・後遺障害認定はされる?

交通事故が原因で頚椎椎間板ヘルニアを発症してしまった場合は後遺障害として認めてもらえるのでしょうか?

また、事故に遭う前からヘルニアの症状があり、事故が原因で悪化した場合は後遺障害等級認定を受けられるのでしょうか?

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にある椎間板が変性し、骨同士をつなぐ椎間板の中身や周囲の組織が後方に飛び出て、神経が圧迫されている状態を指します。

椎間板ヘルニアが後遺症として残ると、腰や下半身に痛みや痺れが継続する症状が出るようです。

また、中高年の場合ヘルニアになっていても無症状である場合が多く、交通事故をきっかけにして自覚症状が発生することもあります。

事故が原因でヘルニアになった場合は後遺障害認定される?

交通事故が原因で椎間板ヘルニアになった場合にも後遺障害認定はされます。

後遺障害が認定されると、入通院に対する慰謝料とは別に後遺障害慰謝料も受け取ることができます。

後遺障害等級によってもらえる慰謝料に違いがあります。

椎間板ヘルニアで認定される等級は、12級または14級に該当します。

また、もともとヘルニアを患っていた場合でも、事故によって悪化したことを証明できれば後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。

しかし、後遺障害等級認定を受けられたとしても事故前から症状があったという理由で、賠償金が減額されることもあるため注意しましょう。

椎間板ヘルニアで後遺障害認定を得るためには

後遺障害等級の認定では、交通事故と椎間板ヘルニアの因果関係を証明しなくてはなりません。

そのため、交通事故にあったらすぐに病院を受診していることが非常に重要で、事故直後にMRI・CTなどの画像診断を受けておくことが大切です。

交通事故直後に怪我をしていなかったり痛みがなくても、必ず病院で詳しい検査を受けるようにしておきましょう。

後から椎間板ヘルニアの症状が出てしまうと、交通事故が原因で発症したのかの証明が難しくなってしまいます。

また、病院へ定期的な受診・治療を受けるために通院していることが重要になりますので、途中で通院をやめてしまわないようにしましょう。

後遺障害等級の認定では、交通事故を原因とする椎間板ヘルニアの後遺症が残存することを医学的に証明できなくてはなりません。

後遺障害診断書の内容を裏付けるために、異常所見のある画像などのMRIやレントゲンによる検査画像を用意しましょう。

画像に椎間板ヘルニアの症状がみられれば、後遺障害を証明する医学的な証拠として認められます。

後遺障害認定は被害者請求で申請する

後遺障害申請は被害者請求と事前認定の2通りの方法があります。

事前認定では相手方の任意保険会社が後遺障害申請の手続きをしてくれますが、手続きに必要最低限のことしかおこなってくれないため、等級認定されなかったり、低い等級に認定されてしまう可能性があります。

少しでも後遺障害等級の認定の可能性をあげるためには、被害者請求による申請方法がいいでしょう。

しかし、被害者請求の場合は被害者自身が申請手続きを行わなくてはならないため、不安な場合には弁護士に依頼をする事をおすすめします。