日弁連交通事故相談センターってなに?利用方法は?

日弁連交通事故相談センターは公益財団法人で、交通事故に遭った人が弁護士に無料で相談をする事ができます。

日弁連交通事故相談センターとは

弁護士の強制加入団体である日本弁護士連合会が主体となって設立した団体で、全国159ヶ所に相談所があります。

相談できる内容以下のようなものです。

  • 賠償責任は発生するのか
  • 過失割合はどの程度なのか
  • 勤務中の事故の対応方法
  • 加害者が保険に未加入の場合どうすればいいのか
  • 交通事故で負った怪我の治療費の請求先と請求方法
  • 示談金額が適正なのか

相談できないケース以下のような場合です。

  • 調停、訴訟手続に係属中であるとき
  • 既に他のADR機関に示談の斡旋を申し込んでいる場合
  • 自転車事故による損害賠償の紛争
  • 自分が契約している保険会社との保険金の支払いに関する紛争
  • 後遺障害の等級認定に関する紛争
  • 事故直後や治療中、後遺障害等級が未定など、まだ示談に至らない段階の場合

また、物損事故の場合には制限があります。

利用方法

相談するには、電話による方法と面談による方法があります。

電話で相談する場合

電話での相談の場合、時間が1人10分程度と制限されています。

そのため、事故状況や被害の状況などについての説明だけで時間が終わってしまったり、事故についての書面を弁護士が実際に見ることができないため、詳しく相談することが難しいです。

複雑な内容を相談したい場合には面談での相談をお勧めします。

また、電話相談は相談料はかかりませんが、通話料が発生するため注意しましょう。

面談で相談する場合

直接弁護士と面談できます。

面談の相談時間は、1回の相談につき30分程度とされています。

面接をする場合には、スムーズに相談できるよう事前に次のものを用意しておきましょう。

交通事故証明書

交通事故で怪我をして通院している場合は、以下の書類を準備しましょう。

  • 医師の診断書や治療費の明細書
  • 休業損害証明書や事故前の収入を証明する書類

また、次のものを事前に確認しておくと、相談がスムーズに進みます。

  • すでに示談交渉を始めている場合はその内容
  • 加害者の任意保険への加入の有無
  • 加入している場合にはどのような任意保険に加入しているのか

電話相談も面談相談も時間が限られていますので、事前に聞きたいことを箇条書きなどにしておくといいでしょう。

日弁連交通事故相談センターによる示談斡旋とは

示談斡旋とは、示談交渉でトラブルになった時に、日弁連交通事故相談センターの弁護士に公平・中立な立場から示談成立の斡旋をしてもらえます。

示談斡旋は3回程度で終了し、早期かつ適正な賠償額での解決が期待できます。

まとめ

日弁連交通事故相談センターでは無料相談を受けられます。

しかし、弁護士からのアドバイスが受けられるだけで、相談者に代わって手続を進めてくれるという訳ではありません。

時間や回数の制限などを気にせずに弁護士に相談したい場合は、交通事故を専門として扱っている弁護士に相談しましょう。

無料相談を行なっている事務所もありますし、弁護士特約に加入している場合は費用もかかりませんのでお勧めです。